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世界子どもの日『子どもの権利を守るセーフガーディング研修』開催
世界子どもの日『子どもの権利を守るセーフガーディング研修』開催
世界子どもの日『子どもの権利を守るセーフガーディング研修』開催

世界子どもの日『子どもの権利を守るセーフガーディング研修』開催

2024.11.27

2024年11月20日(水)「世界子どもの日」に、アライアンスパートナーである一般社団法人 S.C.P. Japanと連携し、「子どもの権利&セーフガーディング研修」を開催しました。

 

ー11月20日「世界子どもの日」ー
すべての子どもたちが安全で健康的な環境で育つことを願い、子どもの権利の重要性を再認識するために国際的に定められた日です。

 

子どもの権利を守るために、イギリスやヨーロッパ諸国で先進的に取り組まれている「セーフガーディング(子どもの権利[安心・安全]を守るための組織的な取り組み)」について、日常生活や児童福祉の現場でどのように子どもの権利を守るかを参加者全員で考える場となり、現在の取り組みを振り返る貴重な機会となりました。

 

●目的
• 子どもの権利に関する基本的な理解を深める
• 児童福祉や教育の現場で、どのように子どもの権利が守られるべきかを考える
• 実際の事例やグループワークを通じて、権利が侵害されている状況やその解決策を学ぶ

 

●取り組むべき課題
• 子どもと大人の間に存在する力の不均衡を理解し、不適切な関わりをなくす
• 子どもの権利侵害が許容・黙認される構造を是正し、透明性のある対応体制を整備する
• 安全な環境づくりのため、プロフェッショナルバウンダリー(職業上の適切な境界線)を維持し、子どもとの適切な信頼関係を築く

 

参加者からは「子どもの権利の視点を持つことの重要性を改めて実感した」という声が多く寄せられました。特に、大人と子どもの間に存在する「力の不均衡」を意識することで、日常的な対応や言動の改善が必要であることを再認識するきっかけとなりました。プロフェッショナルバウンダリー(職業上の適切な境界線)の維持や、安心・安全な環境を構築する具体策についてグループディスカッションの場を通じて深い議論が行われました。

 

本研修を通じて得た知識とスキルを日々の業務に活かし、現場での信頼関係を構築するとともに、不適切な関わりの防止に取り組みます。また、研修の継続的な実施により、児童福祉の現場で必要な具体的な行動指針を考えるきっかけとなり、より安全で信頼できる環境を整えてまいります。これからも私たちは、子どもたちの健やかな成長を支援していくことを目指し、様々な取り組みを実施しながら進んで参ります。

 

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【一般社団法人 S.C.P. Japan】
「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンと、3つのミッション(1.豊かに生きる力を養うスポーツの可能性を探る、2.共生社会をスポーツを通じて推進する、3.スポーツを共生社会創りに活用できる実務者を育てる)を掲げ、スポーツを通じた共育・研修・人材育成・国際協力事業等を行なっている。
・講師「井上 由惟子/代表理事」
元女子サッカー選手。2015〜2017年JICA協力隊(ブータン・体育隊員)。2023年筑波大学大学院にて「スポーツ国際開発学」の修士号を取得。現在は、S.C.P. Japan代表理事として「子どもの権利」を守る活動や、インクルーシブなスポーツ環境づくりをしている。

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